ハノイ観光 – ベトナムでのLED技術コンサルティング滞在記

ベトナム

こんにちは。TMリンク・CTOの土屋です。

今回のベトナムでの技術コンサルティングは、1回の滞在期間が10日間ほどになりましたので、休日をまたぐことになり、その結果オフ日ができました。ベトナムでは土曜日は一般的に出勤日のところが多く、そのためオフとなるのは日曜日だけとなります。

ハノイ観光をする場合、ハノイ市内の1日ツアーを申し込むことで日本語のガイドが付き、さらにオプションで昼食、夕食の用意もあり、気軽にお決まりの観光コース(ホー・チ・ミン廟、文廟、ホアンキエム湖、陶器のバッチャン村、人力車<シクロ>など)を効率的に見て回ることができます。夜は旧市街にはナイトマーケットが立ち、ベトナム雑貨やB級グルメの店が多数立ち並び、ベトナムの喧騒感を味合うことができます。

また旧市街のホアンキエム湖畔には有名な水上人形劇場があります。水面を舞台にした独特の人形劇でベトナム語(おそらく?)なので言葉の意味は分かりませんが、登場する人形やその動きから理解できる内容で生演奏の音楽と歌もあってベトナムらしさを十分楽しめます。

行先は目的により選択すると良いかと思います。歴史に興味があれば廟や博物館をまわり、現在のハノイを知りたければ旧市街のマーケットや現地の人が使うスーパーマーケットに行きベトナムの食材などを見て回るのもよいかと思います。生魚を買うことはないかもしれませんが、いろいろな種類の魚介類が売られていて興味をそそられます。

market

また自然を楽しみたければ世界遺産のハロン湾でのクルーズがお薦めです。石灰岩からなる大小3000もの奇岩や島々が奇峰の如くそそり立つ神秘的な景観が特徴です。ただハノイから車で片道4時間ほど掛かるため日帰りですとクルーズの時間は3時間ほどしか取れませんのでとても効率が悪いです。今回はGPSロガーを携帯して行ったのでクルーズでの航路と1500平方Kmにもおよぶハロン湾のスケールの違いが良く分かりました。できれば港かクルーズ船で一泊して日帰りでは行けない奥の方に行くことがお奨めです。

ベトナム

Halong_bay_cruise

今回ブログでは、5回にわたりハノイ滞在で感じたことを書いてきました。ハノイに行かれる方の参考になればと思います。

また、たまたま帰りの飛行機でベトナムから日本に技能実習(建築関係)のために来るという2名の青年と同席しました。ハノイ郊外の農村出身で、事前に少々の日本語を学んでいました。今後3年ほど日本で技能を学び帰国するとの事で希望に満ち溢れていて目が輝いていました。

小生の訪問の目的はLED電源関係の技術指導で詳細な内容は契約上書けませんでしたが、相手のエンジニア達は若く向上心に満ち満ちていました。日本の高い技術・技能・知識を様々な方法でベトナムに移転していくことが必要だと改めて感じました。