ベトナムLED工場・社員食堂でのランチ ~ベトナムの家庭料理?~

こんにちは。TMリンクの土屋です。
今回は、”ベトナムの工場でいただいたランチ” についてご紹介いたします。

2016年末から2018年初めにかけて、ベトナムのLED照明メーカーで技術コンサルティングをトータル約40日間ほど行いましたが、その際、昼食は工場の社員食堂で作っていただいた料理を現地スタッフの方と通訳の方も交えて数名でご馳走になりました。1回の訪問で10日間ほど昼食をいただいたのですが、毎回10種類程度と多くの料理が出され、さらにそれが毎回違う料理で、ほとんど同じ料理が出てこないことに大変感心させられました。

料理の基本メニューは、乾き物の豆等、肉の炒め物、野菜の炒め物、魚の煮付け、魚のから揚げ、豆腐料理、エビや肉の揚げ物(春巻き)、ゆで野菜、スープ、果物、ご飯、、、、と、食材も料理方法も味付けも多種類でその組み合わせの結果、レパートリーがとても豊富でした。

中華料理に似ている所もありますが、あまり脂っこくないことや中華料理で良く見かけるあんかけ料理(脂っこく濃い味にする傾向にある料理)はあまり見かけませんでした。
またどの料理にも少しタレを付けて食べるようで、詳細は不明ですが、おそらく魚醤(ヌクマム)をベースにしたタレのようでこのタレのせいか、全体的に油控えめで味も薄味であっても飽きないでいただける印象でした。街中にあまり太った人は見かけませんでしたので、この油控えめ料理が影響しているのでは思いましたし、現地の方も同様な意見でした。

個々の料理のレシピーは分からないのですが、唯一会得したのはゆで野菜料理でした。日本でもお馴染みの”おひたし”のような料理ですが、タレがベトナム風です。まずゆで卵をスクランブルし、既製品のベトナム醤油を加えてタレを作り、ゆで野菜(白菜、蕪、キャベツ)をそれにつけていただきます。ベトナム醤油の味(少々甘目で独特の香りがする)とゆで卵が相まって、シンプルですが日本人にもとてもなじみやすい料理でした。ベトナム醤油さえあれば日本でも簡単に作れるレシピーです。

それでは、今日はこの辺で…