ハノイの道路事情と対応方法

こんにちは。TMリンクの土屋です。
今回は、前回ブログ の続きとして、”ハノイの道路事情とその対応方法” についてご紹介いたします。

一般的にビジネスで海外に行くときには、飛行場とホテル、ホテルと目的地、の行き来をすれば多くのことは済みます。その際に送迎車が無い場合、タクシーを利用する機会が多いかと思います。その時に英語が通じれば良いのですが、ベトナムでは英語の分かるドライバーはほとんどいません。そのため、飛行場やホテルなどで、英語の分かる人を通してベトナム語で運転手に行先を説明できると問題が生じにくいと思います。

また目的地からの帰りに、路上でタクシーを拾うような場合には、ホテルのカードを見せて目的地を説明するにしてもなかなか分かってもらえないので、出来れば近くのホテルに行って、ドアボーイに英語で説明してドライバーに伝えてもらうのが無難な方法のようです。

一方、現地の人はよくスマホのアプリを使ってタクシーを呼んでいます。スマホのアプリを使い、自分の現在地と目的地を伝えると、登録されているドラーバーからオファー(ピックアップまでの時間と目的地までの料金)の連絡が入り,OKすれば契約成立となります。この方法だと、”ぼられる”こともなく、しかもドライバーの顔写真とナンバープレート番号も通知されるので、安心して利用することができます。出来れば、現地の人と一緒に行動するのがベストですが…

またタクシーを利用するほどの距離ではない場所(例えばコンビニ、ショッピングセンター、レストラン等)に歩いて行く場合ですが・・・前回のブログでも紹介しましたが、ハノイの道路事情は日本では経験できないほど、バイクがあふれんばかりの数で埋め尽くされています。しかもあまり歩行者優先というルールは無い!?ようです信号機がある所は良いのですが、横断歩道だけの所ではじっと待っていても、車もバイクも止まってくれません。しかも、通常日本では車(バイク)が途切れる合間があるのですが、何しろバイクの数が半端でないので全く途切れることがありません。

そのような”道路を横断する方法”を現地の人から教えてもらいました。その方法とは、「車の来ない時を見計らい、”決して急がずにゆっくりと” 道路を横断する。」というものです。バイクは止まらずに行き来していますが、ゆっくり歩いているとバイクが勝手に避けて通過して行ってくれます。その際、身体の20-30センチ近くをバイクが通り過ぎるので少々スリリングではありますが、慣れればOKです。ただし車はバイクのように小回りがきかないのでこの手は使えないようです。

では、今日はこの辺で…