LED技術コンサルティング ~ハノイの道路事情~

 TMLinkの技術を総括しています土屋です。
TMLinkホームページの「トピックス・最新ニュースやお知らせ」欄でも紹介していますが、一昨年の2016年11月に国連開発計画(UNDP)から認定を受け、ベトナム最大のLED企業へ技術コンサルティングを2016年末から2018年初めにかけて約1年間強、実施してきました。

  


合計すると、約4週間近くベトナム(ハノイ)に滞在していましたので、まずは生活事情からご紹介いたします。
先日3月8日のNHKニュースでも紹介されていましたが、JETRO(日本貿易振興機構)の調査によると、日本企業 では米国とメキシコでの事業拡大意欲が低下する一方、逆に中国(1位)とベトナム(2位)への事業拡大意欲が増大、経済成長が続くアジアへの進出意欲は引き続き高い水準となっているとのことです。今後、多くの方がベトナム等に行かれると予想されますが、参考にされては…と思います。

 ハノイで一番、目に着くのは、朝夕の通勤ラッシュ時のバイク(車も)の多さです。地下鉄など交通インフラの整備がまだで、人口約850万人の都市で人の往来をバイク(車も)だけで、行っているために、朝夕は道路にあふれんばかりのバイク、バイク、バイク・・・です。1980年代後半に台湾に行ったときも、その当時、台北には地下鉄が無く、やはりバイクと車が溢れかえっていたのが思い出されました。ただその後、彼らは計画に沿って地下鉄を整備してきました。


ハノイでも大きな幹線道路の中央には高架鉄道もあちらこちらで建築中でしたので、”何時完成ですか?” と現地の人に聞いたところ、“2-3年前に完成する予定でした” との答えでした。これら高架鉄道は、他国の援助でインフラを整備しようとする計画であるため、他国とのいろいろな政治がらみから、予定通りに計画は運ばない状況のようです。現状あまり工事を進めているような様子は感じられず、完成にはまだ3-4年掛かるような気がしましたので、もうしばらくは朝夕のバイクラッシュは解消しないかと思いました。

 それでは、今回はこの辺で失礼いたします。今後とも宜しくお願いいたします。